リハビリテーション充実加算
リハビリテーション充実加算について触れたいと思います。
リハビリテーション充実加算は以下の基準を満たした場合に、入院料に40点加算されます。
回復期リハビリテーションを要する状態の患者について、各疾患別リハ料を一日当たり6単位以上算定していること。
回復期リハビリテーション病棟を複数届け出ている場合には、届け出ている全ての病棟で満たす必要があります。つまり、病院全体で6単位以上算定していても、どこか1病棟でも6単位未満となってしまったら算定できません。
入院料の加算のため、その収益効果はとても大きなものがあります。
40床であれば365日×400円で年間584万円です。回復期リハ病院を運営していれば、少し頑張って取りにいきたい加算だと思います。
というか、回復期リハビリテーション病棟なら算定しなければこの先生き残れないと思いますよ。
ここからはちょっと愚痴になるんですが、うちの病院は100床以上の回復期リハ病床があるので、年間で1500万円以上の収益効果があります。ただ、経営陣はこの加算取得に非常に消極的な印象があります。
病院全体では6単位いってるんですが、一部の病棟で満たしていない状況で、満たしている病棟と満たしていない病棟で1単位以上の差があります。この状況って結構面倒というか、厄介で、充実加算とれないのに面倒くさいFIM実績の報告をしなきゃならないんです。
少しの工夫で貰えるものがあるんですから、他の細っけぇことなんか無視して、これを少し考えてみるべきだと思うんですけどねぇ。