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病院事務総合職の日記帳

病院事務(総合職)のお仕事を愚痴りながら紹介します

回復期リハビリテーション病棟 1と2の違い

回復期リハビリテーション病棟について、ちょいちょい1と2の違いって何でしょう、みたいな質問がきます。

施設基準的な話ではなくて、もうちょっと感覚的な話ですね。実際に2から1に変わって何が違うの?みたいな。今回は施設基準の違いも含めてそこら辺を語りたいと思います。

 

施設基準の違い@体制

  • スタッフ配置:PT2名・OT1名以上(専従)➡︎PT3名・OT2名・ST1名以上(専従)+専任の社会福祉士、医師1名以上ずつ
  • 看護配置:15対1➡︎13対1
  • 休日リハ:要件なし(加算)➡︎週7日体制必須

施設基準の違い@入棟時

  • A得点:0%➡︎5%(入棟時の医療必要度1点以上)
  • 重症度:20%➡︎30%(入棟時の日常生活機能評価10点以上)

施設基準の違い@アウトカム

  • 在宅復帰率:60%➡︎70%
  • 入棟時重症患者の改善:3点以上改善が30%➡︎4点以上改善が30%

 

こんな感じでしょうか。ざっくり言えばスタッフの配置を手厚くし、休日もリハビリを提供して、より重症の患者を受け入れて、より多く改善させて在宅に帰す、という感じですね。 

回復期リハビリテーション病棟1になると、医師と社会福祉士を専従配置することで200点若しくは120点の体制強化加算という加算も算定することができます。

 

感覚的に何が大きく変わるのか、というと…

  • 重症度の高い患者が増えるので業務負担が増大
  • リハビリスタッフが365日配置になるので、働き方が変わる
  • 管理指標が増える

というような感じでしょうか。

あとはアウトカムの部分やインプットの部分で、どうやって重症度を上げるかとか、地域連携、退院支援の取り組み方も変わってきます。在宅復帰率10%アップって結構キツいです。また、回復期リハビリテーション病棟は月あたりの退院患者数も少ないので、1人の比率が高いです。そういう難しさもありますね。なので、回転率を上げるという視点で取り組んでいる病院もあります。

 

2から1への基準アップは、体制も取り組み方も考え方も大きく変わってきます。たとえ体制が整っていたとしても、現場のスタッフや事務、連携室等が理解していないとインプットやアウトカムを満たすのが困難になってしまいますので、しっかりとした検証が必要だと思います。