データ提出加算について
私は医事課の主任となってますが、診療情報管理室の管理も任されています。正直、私は診療情報管理士ではないので、診療情報管理室の実際の業務や詳しい知識?なんてありません。
と言う前置きから、データ提出に関する話を、愚痴を含めてしたいと思います。
データ提出加算って地域包括ケア病棟の施設基準にもなってますが、この業務って何故かあんまり重要視されないんですよね。加算自体の点数の割に、業務負荷は結構大きいんですよ。さらに、これを落とすと地域包括ケア病棟が…と、責任も重大です。
医事課の計算がへんちくりんになっていればEFファイルのエラーは出るし、様式には肺炎の重症度とかちょっと専門的なことも入力しなければいけないので、看護師や医師に色々と聞かないとなりません。
ウチの病院の偉い人はシステムで適当にやるんでしょ?って感覚どころか、データ提出って何?ってレベルです。散々説明してるんですけどねぇ。
作業効率上げたくてもこんな感じなんで、協力なんてしてくれません。
体制強化したいところなんですが、蔑ろにされていることに加えて、人を増やすにも事務員なので難色を示します。さらに、せめて有料のシステムを…と言っても費用が費用がってうるさいんですよね。
地域包括ケア病棟を入れてどんだけ収益上がったか考えろよって話なんですけどねぇ。
と、愚痴になってしまいましたが、データ提出の内容は年々増えてきています。昨年度の改定では提出データにおいて、持参薬の情報やHファイルとして看護必要度が義務化されたり、色々と病院側も苦労させられました。
で、改定の中にFIMの報告は任意とする、とされています。大体、任意となっていたら次年度には義務に…となるのが通例ですが、今のところ今年度も任意のままというような感じらしいです。ちょっと一安心です。まだ確定では無いですけどね。
そんなこともあって、義務化を考えて運用を考えて院内には協力をお願いしていました。任意のままっぽいですが、どうせいずれは義務化されるだろうから、まだ任意のままっぽいってのは病院には黙ってようと思ってます。
まだ任意ですよなんて言ったら絶対やらないし、万が一、来年義務化とかになったら改定と被って絶対大変だし…
とりあえず、業務負荷がさらに増大!データ提出の経営面の重要性を再確認!というところで診療情報管理室の改革の必要性を訴えて、院内に協力をお願いしていこうと思います。
仕事の内容を知らなくても、問題点や課題、改善策くらいは考えることはできますから。