廃用症候群リハビリテーションについて②
廃用症候群リハビリテーション料について要件をまとめましたが、今回は回復期リハビリテーション病棟入院料との絡みを少し。
廃用症候群リハビリテーション料の要件では、急性疾患後で治療の有無は問わないとされていますが、回復期リハビリテーション病棟の対象となる廃用症候群は、外科手術又は肺炎等の治療時の安静による廃用症候群とされています。
あくまで、回復期の対象となる患者は治療後の廃用症候群であり、ここは従来と変わらない要件になっているため、急性期側も患者を回復期に転院・転棟させるときに十分に注意する必要がありますし、ウチの病院のように患者を受け取る側も十分に注意する必要があります。
特に地域連携室というような部署に、医事課のスタッフを配置させている病院は多くはないと思います。ウチはたまたま地域連携室と医事課が同じ部屋なので、常に相談できる体制にあるため問題はありませんが…
地域連携室のスタッフも、ある程度の知識が必要になってきていますし、医事課が知りたい前医の算定情報なんかも知っておくと良いと思います。